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西宮で負動産を所有している方は多いでしょう。そもそも、自分が所有している不動産が負動産と気づいていない可能性もあります。所有しているだけで損失が大きくなる負動産の取り扱い方を知っておきましょう。こちらでは不動産と負動産の違いと、負動産を相続したらどうするべきなのかについて解説いたします。

不動産と同じ読みをする言葉に負動産があります。聞いたことがない方も多いでしょう。負動産とはその文字の通り、所有していることがマイナスになる不動産のことです。

例えば、地方にある古家や山林、農地などが負動産に相当します。これらは敷地面積が膨大であることが多く、かなりの固定資産税がかかります。もちろん、管理をするための労力も膨大です。それに引き換え流通性が乏しく、求めている人が少ないというまさに負の財産なのです。所有しているだけで税金が発生してしまうので、早めに処分したいと考える方は多いでしょう。

なぜ、そのような不動産を所有してしまうのかというと、相続に原因があります。昔の人は様々な場所に土地を所有していました。なぜなら、地方の土地でも昔は人口が多かったからです。しかし、近年は過疎化が進み、都市部の土地以外は価値が下がってしまいました。そのため、昔は価値のあった土地が現在は負動産になるという現象が発生したのです。それを相続によって引き継いでしまい、多額の税金が生まれる要因となるのです。

もちろん、相続を拒否することもできます。しかし、相続拒否に関しては部分的な財産のみを拒否することができません。負動産を受け取らないようにするのなら、全ての財産の受け取りを拒否しなくてはいけないのです。それは避けたいと考える方は多いでしょう。

望まない負動産の所有者となってしまうケースは珍しくありません。しかし、欲している人を探したとしても先ほどの理由から見つかる可能性は著しく低いのです。運用をするのも人が少ない地方であれば、利益をあげるのは困難でしょう。つまり、負動産を所有してしまったのであれば、どうやって処分するのかを考えなくてはいけないのです。

負動産は価値が低いため、所有するメリットは少ないでしょう。しかし、放棄するのは最も避けるべき選択肢です。放棄しても管理責任は残っているので、何か問題が起こった際に責任を追及されてしまいます。最悪の場合、損害賠償を支払うことにもなりかねません。そうならないためにも早めに処分することが大切なのです。

普通の不動産を処分する際は、ある程度の利益を見込むでしょう。どうすれば高く売れるのかを考えるのが一般的です。しかし、負動産に関しては違います。そもそも価値がないので、高く売れることはまずありません。むしろ赤字が出なければ御の字と考える方がよいです。仮に無料で引き取ってくれる方が現れたのであれば、譲渡してしまうのが賢明でしょう。もともと、その地方に土地を所有している方であれば、多少土地が増えたとしても気にならないかもしれません。地元の人に相談してみるとすぐに解決することがあります。

おすすめは隣の人に格安で売ってしまうことです。隣接している土地の管理者に相談をすれば、格安ではありますが引き取ってもらえる可能性があります。ダメ元で相談してみるとよいでしょう。

それでも処分するのが難しいかもしれません。その場合は、不動産会社に相談するのがおすすめです。引き取り先が見つからないからといって放置するのは絶対に避けましょう。放置したとしても税金の支払いから逃れることはできません。むしろ、いつまでも税金を支払わなくてはいけないので損失がどんどん膨れ上がっていきます。不動産会社に相談をすれば、引き取ってもらえるケースもあります。

株式会社アロースコーポレーションでは負動産に関するお悩みの相談を承っています。

負動産を相続によって所有することになったら、早めに売却することをおすすめします。負動産の処分方法にお悩みの方は、ぜひ株式会社アロースコーポレーションにご相談ください。お客様のご要望をお伺いしたうえで、適切なプランをご提案させていただきます。売主と買主、双方のメリットとなるよう不動産売買をサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。