「いま以上」の住まいと暮らしを

売却する理由

なぜその不動産を売却するのか、理由をもう一度確認してみましょう。子どもが成長して自宅が手狭だから、子どもが独立して夫婦2人では広すぎるなど、生活の変化によって売却を検討する方が多いです。

また、転勤やよりよい環境に住むための住み替えなども売却の理由になるでしょう。

売却の希望条件

いくらで売却したいのか、いつまでに売却したいのかなど、売却の希望条件は明確にしておきましょう。売却したい価格によって、買い替え先や今後の資金計画も大きく左右します。

また、いつまでに売却したいかで、売却活動をいつからスタートさせたらいいのか、というタイミングも自然と決まってくるはずです。

売却したのちに残るお金

不動産を売却したら、売却成立したときの価格がそのまま手元に残るわけではありません。仲介を依頼した業者に仲介手数料を支払う、ローンが残っている場合は抵当権抹消登記費用を支払わなければいけません。

譲渡税がかかったり、印紙代や引っ越し費用がかかったりします。手元に残るお金は売却成立時の金額より減るでしょう。

さらに、まだローンが残っているときは手元のお金から支払う必要があるため、売却しても手元にほとんど残らなかった、というケースもあります。

売却したのちに、こんなはずじゃなかった…とならないよう、事前に確認しておいてください。

不動産売買を得意としているか

不動産会社には、それぞれ得意分野があります。仲介業よりも賃貸業のほうが得意だったり、マンションは得意だけど戸建ては得意ではなかったりなど、特色をチェックしましょう。

過去の取引実績、売却までの期間、査定価格の根拠の3つを尋ねると、不動産売買を得意としているかどうかは判断しやすいです。

過去の取引実績が多く、売却までの期間の予想や査定価格にきちんと根拠をもって説明してくれる不動産会社を選んでください。

どんな宣伝手法を使用するのか

不動産情報サイトに掲載する、地域にチラシ広告を配る、レインズに登録する、自社ネットワークで広告をする、顧客へ紹介するなど、宣伝・広告手法は様々です。

物件情報が広く行き渡るように、インターネットを使用して宣伝を行う不動産会社がおすすめです。

また、業者間ネットワークであるレインズへの登録をしていれば、他の不動産会社の顧客からも声がかかる場合があり、より買い手の幅が広がります。

査定の対応は丁寧か

査定時の対応は、必ずチェックしてください。査定の依頼をしたら迅速に連絡をくれるか、きちんと丁寧な接客をしてくれるか、などのポイントが重要です。

査定時の対応は、そのまま購入希望者への対応になります。不動産の購入は、人生の大きな出来事です。信頼できない不動産会社からは購入したくないと考える人が多いでしょう。

査定時から丁寧で迅速に対応してくれるかどうかを見極めましょう。

直近で販売実績があるか

直近で販売実績があった場合、同じエリアでまだ検討している人、いわゆる見込み客を抱えているかもしれません。また、同じエリアの物件を販売したという経験から、売却ノウハウが蓄積されております。

直近で販売実績がある不動産会社に依頼したほうが、スムーズに売却しやすいでしょう。